08/16: 夏の一日

カテゴリー: その他
投稿者: Takuo
昨日は老母とともにお盆で母の実家のある山梨へ。
西の空をふと見上げたら変わった形の雲を発見した。
縦に上下に伸びる、海老のような形をした雲だ。シンガポールにある、なんとかライオンという噴水のようにも見えた。写真をとって霊感の強いミュージシャン仲間に見てもらったら、「雲のことはわからないけど、悪い感じはしないね」と言われた。
僕も実は同感で最初一瞬、地震雲かな?と思ったんだけど、優美な感じで、ちっとも悪い感じがしない。
海老の形なら縁起がよいじゃないか。見ようによっては天使に見えないこともない。

児童合唱のための「やまびこの歌」が完成して指揮者の鈴木君に渡す。初演は12月23日聖蹟桜ヶ丘で。
弦楽オーケストラのための「イヌクシュク」もこれまでスケッチの段階どまりで堂々巡りしていたが意を決して楽譜に定着開始。始めてみたら、「じゃぁ、ここはこうしてみよう」とか「あそこはああやってみよう」とか新たなアイデアがどんどん湧いてくる。
「案ずるより生むが易し」は真実だね。

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投稿者: Takuo
今週は電車に乗ると車内がいつもより空いているのがありがたい。
・・・って世の中の大半はバケーションなのに小生はどこへも
行かず東京にいるわけですが。車内はちびっ子ギャングども
の天国で・・・ったく、親はどこだ!

今年の夏は暑くて食欲が激減、気力だけで過ごしている。
3年前の夏も食欲ががた落ちして体重が40kg台にまで落ちそうになって
そればかりは尊厳にかけても避けなければならぬと必死で喰ったものだが
今年は大切な作曲もあるし、その再来にならぬよう気をつけている。

みなさま、よい休暇を。

08/10: 贈る言葉

カテゴリー: その他
投稿者: Takuo
新しい門出をする者には
新しい道が・・・

あかるいほうへ
あかるいほうへ・・・


むずかしい顔はおいといて
とりあえずスマイル、スマイル。




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投稿者: Takuo
今、僕は2つの曲を作曲している。

ひとつは10月に初演する弦楽オーケストラのための《イヌクシュク》という題名の新曲。イヌクシュクとはカナダ先住民が作ったケルンのような、道しるべとも道祖神ともいえるような不思議な石の造形物。僕はこれを天と地と人をつなぐ結び目のような存在ととらえ、僕は音楽もそのようなものと考えているので、曲の題名に選んだ。まだスケッチの段階だが、そろそろ譜面に定着させなければならない時期にきている。

もうひとつは子どものための音楽で、児童合唱のための「やまびこの歌」。
僕が学生時代に一夏を過ごした長野県開田高原御岳の麓、ロッジ山荘きっこりの先代オーナー、故安田佐一郎氏の詩
に作曲した歌を今回、長年の楽友で合唱指揮者の鈴木直人氏の委嘱により彼が指導している児童合唱団のために編曲、
これは年末のクリスマス・コンサートで初演される。

様式も耳にした印象も全く異なる音楽だが、2つに通底しているものがある。はるか遠方から、過去から未来へ受け継がれてゆく
生命の帯、魂の河。結び合い、手渡されていくもの、こころざし、祈り。やまびこの歌の詩の作者、安田さんはすでに帰らぬ人。
この歌は毎年夏にロッジを訪れる子どもたちによって20年も歌い継がれ、そのメロディとともに安田さんの思いもまた受け継がれている。

《やまびこの歌》 詞:安田佐一郎

草笛がきこえる山の道
先に行く君、きこえるかい
僕の声がきこえるかい
やっほーとこだまがきこえるかい

谷の清水に足つけて
空を見上げて雲を見る
小さく流れる雲に
やっほーとこだまがきこえるかい

おやまの峰に日が落ちて
眠りについたら夢で会おう
鳥の声に山の声
やっほーとこだまは僕の夢
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投稿者: Takuo
人間の遠い祖先は気候上の理由か、それとも何か他の理由により
二本足で立ち、安全な森を去った。人間は他の動物と違って自ら考え、何かを作り出すことを憶えた。でもその代償に自然との一体感と本能を失ってしまった。得るものがあれば、失うものがある、またその逆も真なり。
いま必要なのは大地との一体感を取り戻すことだ。
僕にとって音楽は、失ってしまった内なる自然の代替物である。

また聞きだが、霊長類学者の河合雅雄氏によれば、今でも、猿のなかには食料が豊富にある安全な森を捨て、あえて危険な平原に出てゆく個体がいるそうである。
それはなぜだろう。現状に甘えず、危険かもしれないけれど、何か面白そうな新天地を目指そうということか。

他人が成し遂げたことを簡単に批評、批判する人が多いが、そうしたヤカラは所詮、人生の傍観者で、とても生きているとは言えない。ただの人糞製造機である。
木の上で小さくなっているモンキーである。

逃げないで自分と向き合う。
どんなに不器用でもかまわないし思いっきり下手でもいい。
自ら汗を掻き、自らの手を汚して初めて得るものがある。
もう笑っちゃうほど無邪気にやってみよう。



07/21: 夏が来た

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投稿者: Takuo
学校も夏休みに入り、最初の連休ということもあって
どこかへ家族と出かけた人も多いでしょう。

僕は新作の作曲が終わるまで、しばらく遠出は控えるつもりです。
新作が完成したら、北海道か、逆に沖縄か、はたまたヨーロッパにでも行くつもり。

僕の外の世界でいろいろな事(よいことも悪いことも)が起こり
、また僕の中の世界でも、いろいろなことが起こっています。
それをそのまま、偽らず、音として表現できたらと思います。

僕の勝手な妄想かも知れないけれど、やはり、なにか祈りのような
ものにならざるをえなくなってゆきますね、僕にとっての音楽は・・・だんだん。

暑いと食が細くなりがちですが、みなさん、お体大切に。
僕は体が資本なので、喰ってますよ~


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投稿者: Takuo
七月七日は七夕(たなばた、もしくは、しちせき)。
織姫と彦星の神話。
本来は旧暦のはずだから実際は七月の終わりから八月の始め頃か。

僕の尊敬する大作曲家、武満徹さんは星が大好きで、星に因んだ作品を
たくさん作曲している。そのなかに「オリオンとプレアデス」(チェロ協奏曲)という曲が
あるが、オリオンは冬の星座。武満さんの曲に七夕に因んだ曲は確か、なかったと思う。
ならば代わりに僕が作曲しようか。「ヴェガとアルタイル」というタイトルはどうかな?
七夕に因み、二つの独奏楽器とオーケストラのための二重協奏曲がいい。
それぞれの独奏楽器はソロを奏でながら、曲のある部分で二つの楽器は邂逅し、また離れ、そして再び出会う。これは音楽的にもなかなか面白くなりそうだ。

星はつねに創世神話と分かち難く結びついている。それは、われわれは一体どこから来て、どこへ行くのか、という人間にとって根本的な問いそのものである。

星の道を(星野道夫)ゆけ!

七月七日は洞爺湖サミットの開催日。
このサミットでは、われわれの住む、この星の環境について話し合われる。

七月七日には何をお願いしようか・・・
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投稿者: Takuo
僕の音楽はつねに魂と命に対する祝福の表現でありたい。
こうした営為は、常に他を出し抜き、おとしめ、他人の幸せを妬み、不幸を喜ぶ今の世界ではほとんど絶望的な徒労であるかもしれない。しかし、だからこそ面白い。
それなら僕はとことんまでこの世界に反抗してやろう。

これから新たな一歩を踏み出そうとしている君のすべてを
僕は心から祝福する。

06/28: ことのは

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投稿者: Takuo
来るものは多少吟味して拒まず、去るものは多少追う(笑)

PS:昨晩は神田神保町のメキシコ料理屋で仕事仲間と暑気払いのパーティ。
暑さを吹き飛ばそうと激辛料理を堪能。泰文君の胃袋には毎度のことながら
驚嘆。こちらは翌朝、ケツから火を吹いとるというのに。
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投稿者: Takuo
この秋に発表する弦楽オーケストラのための新曲のタイトルが決まった。

《イヌクシュク》~弦楽のためのエスキスⅡ
Inukshuk/Esquisse Ⅱ pour orchestre de cordes

イヌクシュクとはカナダ先住民イヌイットの手になる
石を積み上げた人形(ひとがた)をした荒野にたつ巨大な造形物。
それはヒトをかたどったもののようでもあり、ケルンのようでもあり、
また道しるべのようでもあり、それがいったい何を表しているのか、何のために作られたのか、諸説紛々、はっきりしたことはいまだわかっていない。

私はこれを天と地と人を結ぶ、触媒(メディア)の象徴と、とらえた。
それは私にとっての音楽と同じ意味を持っているため、曲のタイトルとしては適切に思われる。

私は北の自然や民俗に惹かれ、これまでいくつかの作品を作曲してきた。タイトルこそ北にゆかりがあるが、今回は東西南北に関わりなく、より広く天・地・人の結びつきを表現したい。
たとえば屋久島の巨木の地を這うような根と天に伸びる枝、黒潮の奔流をも音楽に取り入れたい。

「超自然音楽」の確立へ向けての最初のデッサン。

河内琢夫の発売中のCD楽譜

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春のソナチネ
編成:ピアノソロ
エコーイング・エアー
大気はこだまして
編成:バイオリン,チェロ,ピアノ
ダンシング・トウ・マイ・スピリット
編成:バイオリン パーカッション ピアノ
フォーク・テイルス
編成:バイオリン ピアノ
トレイル
編成:チェロ ピアノ
天の息
河内琢夫の音楽