AI美空ひばりに驚愕。

昨夜(9月29日)にNHKスペシャルで放映されたAI(人口知能)により再現された美空ひばりに新曲を歌わせるというプロジェクトには驚愕させられた。番組の事前の案内を見た時は、キワモノだろうと期待していなかったが、実際に番組を見て、その制作過程のドキュメントを見て、そして最後に実際にAI美空ひばりが秋元康作詞の新曲を歌う場面に接し、心が震え、思わず自分の目に涙が浮かんできたことに気付き、あらためて美空ひばりの偉大さ、音楽の奥深さについて考えさせられた。

番組の最後に秋元氏は「テクノロジーというのは人間の夢とか希望が原動力となって初めて意味を持つ」という主旨のことを発言されていた(つまり夢や希望のない、テクノロジーの独走は危険である、ということである)。私の心のどこかにあった隙間、欠落感を美空ひばりの歌声は確かに埋めてくれた。これが音楽でなくて何であろう。

突然ですがもの思う葦

学校におけるいじめで被害者の生徒がSOSを発しているにも関わらず、学校側がそれを認めず、結果的に被害者の生徒が泣き寝入りをさせられる、それを苦にして自殺するという事件を度々ニュースで見聞きする。そういったニュースを聞く度、思い出すことがある。

私は個性尊重、自由教育を旗印にしている私立・明星学園中学校および高校の出身である。かつて無着成恭氏も教鞭を執っていた、東京、三鷹市の、あの学校である。私の在学中、あの学校にもひどいいじめ、校内暴力が存在した。左翼系の教師がほとんどのあの学校では加害者側の人権ばかりが尊重され、問題は隠蔽され、被害者が泣き寝入りさせられる場面を何度も見ている。以後、明星学園への根本的な不信感は消えることがない。事前に現状を知る由がなかったとは言え、あの学校に入学し卒業した、ということは私の一生の不覚であった。明星での記憶は全て削除したいくらいである(クラス・メートとの付き合いはもはや一切ない)。ネットで検索しても、自由教育の城、明星学園における、いじめ、暴力は全くヒットしないので、誰かが書いておかなければ、と思った。

私が最も憎むのは「偽善」である。できないのなら美辞麗句を並べるな、ということを明星の(かつての)教師陣に言いたい。

8月も後半ですが

相変らず猛暑が続きます。みなさん体調など崩していませんか。

私は相変らずマリンバ独奏のための新作の作曲に没頭しています。全2楽章からなる作品ですが、第1楽章は9割方完成、第2楽章はまだ若干、先が残っていますが、頭の中ではほぼ完成しています。私は明日より少し遅い夏休みを取ります。富士山麓でちょっとリフレッシュして、また新たな気持ちで作曲に取り組みたいと思います。

夏本番

関東もようやく梅雨が明けました。猛烈に暑い日が続いています。私は新作マリンバ独奏曲の作曲に専念する毎日です。

ところで私の住む府中の街に最近、ちょっと洒落た喫茶店が出来て、カフェ好きの私は夜になるとそこでほぼ毎日、そこでコーヒーを飲みながら読書したり、この先の新作のネタ作り(ノートにアイデアを細かく書き取るのが私のいつものやり方です。)をしています。それにしても酷暑の日々。健康管理に気を使いますね。皆さんもどうかお気をつけて。

七月

七夕もとうに過ぎて学校は夏休みが近づいていますが、天候不順でなかなか鬱陶しい日々が続いています。

参議院選挙の投票日がこの週末にありますが、この時期は当然ながら何かとお互いの非難合戦を聞かされることになり、正直、これが私は大変不愉快です。政治の舞台で行われる批判、非難、悪口の類は思想の左右に関わらず、精神の波動として、低次元のものと私は言わざるをえません。言っている理屈がたとえ正しかったとしても、言葉も話し手の声も(特に選挙の時期は)低レベルになります。もしあなたが直接、政治運動に関わっていなかったとしても、誰かの応援などで声を発する機会があったら(ネット上で何か考えを投稿する場合も同じです)自分の言葉、声色に対して敏感になってほしいと思います。あなたの声はあなた自身の精神レベルを鏡のように映しています。

さてこのところ、私はマリンバ独奏曲の作曲に没頭しています。全体像がおよそ見えてきており、たぶん、よい作品になるでしょう。

六月

しばらくブログの更新を怠けていました。早くも2019年が半分を過ぎてしまいましたが、前回のブログから今日までの約一か月あまりの間に世の中では痛ましい事件、事故が相次いて起きています。季節は梅雨に入ろうとしています。

私はいま、若手の新進マリンバ奏者、高橋治子さんより委嘱を受けたマリンバ独奏のための新作に取り組んでいます。これまでマリンバのための譜面を書いたことは何度もありますが、完全なソロを書くのはこれが初めてです。アンサンブルの中での一員としてマリンバを書くのと完全なソロとして書くのでは(当然ながら)書法が全く違ってくるので、いささか大変なところがあります。しかし困難なことは同時にやりがいのあることでもあるので、夢中になって取り組んでいます。

祝・令和元年。

元号が改まりました。昨日の午後5時、前天皇陛下の最後のメッセージをテレビの前で見ていた私は陛下の言葉が始まると自然と自分の姿勢を正しました。私は天皇陛下も天皇家も大好きです。自分は日本に生まれてよかったと素直に思いますし、この国の国民であることを誇りに思います(10代~20代の私はこう率直には言えなかったですね。というより批判めいた姿勢をとっていました)。令和が争いと災害の少ない、平和な時代になるよう願うとともに天皇家の更なる繁栄を祈っています。

桜前線は北へ、平成もあとわずか・・・

先日の4月14日、逗子にある木造りの素敵なホール、結YUIコミュニティ・ホールで行われたヴァイオリンの神代恭子さん、チェロの井上雅代さん、ピアノの内田由美さんによるピアノ・トリオのコンサートにはたくさんの方が聴きにいらしてくれました。もちろん私の曲が目当てでないことは言うまでもなく(笑)、三人の優れた演奏家の音楽性と人徳の賜物です。ハイドン、河内、シューマンという作曲された時代も様式も全く異なるピアノ・トリオをそれぞれ作品ごとに、それに相応しい弾き方に変え、自家薬籠中にした手腕は見事という他ありません。あらためて三人に感謝します。いつか新たに新作を書いて演奏をお願いしたいと思っています。

ところで平成も今月で終わり。いま私は新しい情熱をもって新作の作曲に没頭しています。令和(パソコンで「れいわ」と入れると、ちゃんと漢字の候補に挙がってくるのは来歴のある言葉であるからでしょうね)という時代が争いのない、よいものでありますように。

桜が咲いて/コンサートのお知らせ

春分の日が過ぎ、東京も桜が咲き始めました。皆さん、いかがお過ごしでしょうか。先日の春分の日、ルーマニア大使館で開催された大束晋先生のパン・フルートのコンサートにはたくさんのお客様が聴きにきてくれました。そこで私の最新作パン・フルートと十三絃筝と打楽器のための「ある北方の小さな祭礼」も演奏して頂き、作曲者としてこれほど光栄なことはありませんでした。共演して下さった若手筝奏者のホープ、上田麻里名さんは私の曲の他、宮城道雄の「春の海」も演奏してくれ、会場は春の雅な空気に包まれました。

さて次のコンサートのご案内です。以下の通り、私の作品が演奏されるコンサートが開催されます。

「雅・恭・美」春のコンサートVol.3 北鎌倉女子学園講師によるピアノ・トリオ

2019年4月14日(日)開演14:00(開場13:30) 結YUIコミュニティ・ホール(逗子市山の根1-3-13 JR逗子駅西口より左手に出て徒歩1分) E mail:yuihall-zushi@amail.plala.or.jp

曲目:

F.J.ハイドン:ピアノ三重奏曲第43番ハ長調Hob.XV:27

河内琢夫:《エコーイング・エアー/大気はこだまして》より

R.シューマン:ピアノ三重奏曲第1番ニ短調Op.63

演奏:神代恭子(Vn) 井上雅代(Vc) 内田由美(Pf)

全席自由/一般:3,000円、学生(高校生以下):2,000円

お問い合わせ:TEl/FAX:046-871-2679(神代)

暖かな春の休日、鎌倉、逗子の散策のついでにぜひお出かけ下さい。私、河内までご連絡頂ければチケットの手配を致します→090-9232-4558(C mail 可)。

 

コンサートのお知らせ

以下のように私の最新の作品が演奏されるコンサートが行われます。お彼岸、春分の日です。折りしも東京の桜の開花予定日がこの日です。散策がてらぜひお出で下さい。私の作品《ある北方の小さな祭礼》は先日、東京タワー文化フェスティバルIIIで初演されたばかりでルーマニアの民族楽器であるパン・フルートと日本の十三絃筝と打楽器のために書かれています。作品の出来栄えに私は大変満足しています。ぜひ多くの方に聴いて頂きたいと思います。

パンフルート・コンサート
2019年3月21日(木) 14:00開演/ルーマニア大使館 (港区西麻布3-16-19)

プログラム:
ドイナ~ホラ・ディンカバル~バラーダ~ひばり、
春の海(宮城道雄)ある北方の小さな祭礼(河内琢夫)
ガブリエルのオーボエ、ユーレイズミーアップほか

2,500円 (要事前予約、前売りのみ)

問い合わせ及びお申込みは大束晋氏(080-5941-6506)まで

また私までご連絡頂ければチケットの手配を致します。(河内:090-9232-4558/Cメール可)

後援:ルーマニア大使館、文化発信促進委員会(CISPEC)

出演者:
パンフルート:大束晋
ピアノ:小久保 路子
ライアー:あまね伶
ゲスト 箏:上田 麻里名 打楽器:河内琢夫