年の瀬

2015年もあとわずか。月並みな表現ですが、月日が流れるのは早いものです。今年は上半期にくどうなおこさんの詩による「のはらうた」シリーズの新作を作曲、この新作はまだ発表の機会がありませんが、既に何人かの声楽家さんに興味を持って頂いています。この「のはらうた」シリーズはシリアスな現代音楽の作曲と並行して仕事を進める予定です。中盤より後半にかけてはチェロ+αの室内楽の作曲に集中しました。テーマはいずれもずっと私の音楽の霊感の源となっている自然や精霊、神秘的な存在に関わるものです。お聴き頂いた皆さまに改めて心からのアリガトウを申し上げます。

さて、私は写真家、星野道夫さんが撮影したアラスカに関わる写真集に作曲の発想のよりどころの多くを負っています。アラスカは私がいまだ訪れたことのない遠い場所ですが、近い将来、何としても行かねばならないと考えています。来年は長年温めていたオーケストラ作品、”To the brightness”(仮題)に着手できればと考えております。

来るべき年が皆様にとってよいものでありますように。