2016年のごあいさつ

世界に様々な問題を抱えつつも、また新しい年が始まりました。皆様、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

昨年暮れに放送されたドラマ「赤めだか」の事が今も頭から離れません。落語家、立川談春の同名の自伝小説のドラマ化です。ドラマの中で談春の師匠・立川談志氏の言葉が多数、引用されていましたが、そのどれも真実であるがゆえに聞くには耳の痛い、厳しい、しかしありがたいものです。元日に一年の計を建てるに際し、これ以上の言葉はないと思ったので、以下引用しました。

「己が努力、行動を起こさずに対象となる人間の弱みを口であげつらって、自分のレベルまで下げる行為、これを嫉妬と云うんです。一緒になって同意してくれる仲間がいれば更に自分は安定する。本来ならば相手に並び、抜くための行動、生活を送ればそれで解決するんだ。しかし人間はなかなかそれができない。よく覚えとけ。現実は正解なんだ。時代が悪いの、世の中がおかしいと云ったところで仕方ない。現実は事実だ。そして現状を理解、分析してみろ。そこにはきっと、何故そうなったかという原因があるんだ。現状を認識して把握したら処理すりゃいいんだ。その行動を起こせない奴を俺の基準で馬鹿と云う」立川談志

もっとも私は21世紀に入ってからというもの、他人に羨望を感じることが皆無になりましたが。

どうか、本年がよい年でありますように。