逆説的幸福論

新型コロナは皮肉にも世界を一致団結させる力になっている。ウィルスは敵味方(A陣営とB陣営)を選ばない。神の御前では人は平等である、という言葉はそのまま、病の前では人は平等である、と言い換えることができる。いま互いにいがみ合い、戦争をしている場合ではない、という状況はある意味、好ましい事なのではないか、と思える。自然災害も同様である。災害も病気もみな自然である。自然の前では人間はあまりにも小さく、みな平等なのである。神=自然といってもよい。また生命に危機が迫っている時、わざわざ自殺をする人がいるだろうか。いま、自殺率はたぶん下がっているのではないだろうか。このコロナ禍が人類の意識を大きく変え、向上させるきっかけになればと思う。