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六月

しばらくブログの更新を怠けていました。早くも2019年が半分を過ぎてしまいましたが、前回のブログから今日までの約一か月あまりの間に世の中では痛ましい事件、事故が相次いて起きています。季節は梅雨に入ろうとしています。

私はいま、若手の新進マリンバ奏者、高橋治子さんより委嘱を受けたマリンバ独奏のための新作に取り組んでいます。これまでマリンバのための譜面を書いたことは何度もありますが、完全なソロを書くのはこれが初めてです。アンサンブルの中での一員としてマリンバを書くのと完全なソロとして書くのでは(当然ながら)書法が全く違ってくるので、いささか大変なところがあります。しかし困難なことは同時にやりがいのあることでもあるので、夢中になって取り組んでいます。

祝・令和元年。

元号が改まりました。昨日の午後5時、前天皇陛下の最後のメッセージをテレビの前で見ていた私は陛下の言葉が始まると自然と自分の姿勢を正しました。私は天皇陛下も天皇家も大好きです。自分は日本に生まれてよかったと素直に思いますし、この国の国民であることを誇りに思います(10代~20代の私はこう率直には言えなかったですね。というより批判めいた姿勢をとっていました)。令和が争いと災害の少ない、平和な時代になるよう願うとともに天皇家の更なる繁栄を祈っています。

桜前線は北へ、平成もあとわずか・・・

先日の4月14日、逗子にある木造りの素敵なホール、結YUIコミュニティ・ホールで行われたヴァイオリンの神代恭子さん、チェロの井上雅代さん、ピアノの内田由美さんによるピアノ・トリオのコンサートにはたくさんの方が聴きにいらしてくれました。もちろん私の曲が目当てでないことは言うまでもなく(笑)、三人の優れた演奏家の音楽性と人徳の賜物です。ハイドン、河内、シューマンという作曲された時代も様式も全く異なるピアノ・トリオをそれぞれ作品ごとに、それに相応しい弾き方に変え、自家薬籠中にした手腕は見事という他ありません。あらためて三人に感謝します。いつか新たに新作を書いて演奏をお願いしたいと思っています。

ところで平成も今月で終わり。いま私は新しい情熱をもって新作の作曲に没頭しています。令和(パソコンで「れいわ」と入れると、ちゃんと漢字の候補に挙がってくるのは来歴のある言葉であるからでしょうね)という時代が争いのない、よいものでありますように。

桜が咲いて/コンサートのお知らせ

春分の日が過ぎ、東京も桜が咲き始めました。皆さん、いかがお過ごしでしょうか。先日の春分の日、ルーマニア大使館で開催された大束晋先生のパン・フルートのコンサートにはたくさんのお客様が聴きにきてくれました。そこで私の最新作パン・フルートと十三絃筝と打楽器のための「ある北方の小さな祭礼」も演奏して頂き、作曲者としてこれほど光栄なことはありませんでした。共演して下さった若手筝奏者のホープ、上田麻里名さんは私の曲の他、宮城道雄の「春の海」も演奏してくれ、会場は春の雅な空気に包まれました。

さて次のコンサートのご案内です。以下の通り、私の作品が演奏されるコンサートが開催されます。

「雅・恭・美」春のコンサートVol.3 北鎌倉女子学園講師によるピアノ・トリオ

2019年4月14日(日)開演14:00(開場13:30) 結YUIコミュニティ・ホール(逗子市山の根1-3-13 JR逗子駅西口より左手に出て徒歩1分) E mail:yuihall-zushi@amail.plala.or.jp

曲目:

F.J.ハイドン:ピアノ三重奏曲第43番ハ長調Hob.XV:27

河内琢夫:《エコーイング・エアー/大気はこだまして》より

R.シューマン:ピアノ三重奏曲第1番ニ短調Op.63

演奏:神代恭子(Vn) 井上雅代(Vc) 内田由美(Pf)

全席自由/一般:3,000円、学生(高校生以下):2,000円

お問い合わせ:TEl/FAX:046-871-2679(神代)

暖かな春の休日、鎌倉、逗子の散策のついでにぜひお出かけ下さい。私、河内までご連絡頂ければチケットの手配を致します→090-9232-4558(C mail 可)。

 

コンサートのお知らせ

以下のように私の最新の作品が演奏されるコンサートが行われます。お彼岸、春分の日です。折りしも東京の桜の開花予定日がこの日です。散策がてらぜひお出で下さい。私の作品《ある北方の小さな祭礼》は先日、東京タワー文化フェスティバルIIIで初演されたばかりでルーマニアの民族楽器であるパン・フルートと日本の十三絃筝と打楽器のために書かれています。作品の出来栄えに私は大変満足しています。ぜひ多くの方に聴いて頂きたいと思います。

パンフルート・コンサート
2019年3月21日(木) 14:00開演/ルーマニア大使館 (港区西麻布3-16-19)

プログラム:
ドイナ~ホラ・ディンカバル~バラーダ~ひばり、
春の海(宮城道雄)ある北方の小さな祭礼(河内琢夫)
ガブリエルのオーボエ、ユーレイズミーアップほか

2,500円 (要事前予約、前売りのみ)

問い合わせ及びお申込みは大束晋氏(080-5941-6506)まで

また私までご連絡頂ければチケットの手配を致します。(河内:090-9232-4558/Cメール可)

後援:ルーマニア大使館、文化発信促進委員会(CISPEC)

出演者:
パンフルート:大束晋
ピアノ:小久保 路子
ライアー:あまね伶
ゲスト 箏:上田 麻里名 打楽器:河内琢夫

コンサートのお知らせ

先日行われた2つのコンサートには多数のお客様にお出で頂きありがとうございました。東京タワー文化フェスティバルIIIは大盛況で、世界各国、様々な方たちと交流でき、大変有意義な時間を過ごすことができました。また翌日の教会でのチャリティ・コンサートでは多数のお客様がご来館され(主宰の東義直さんの暖かいお人柄の賜物です)、和気あいあいとした雰囲気の中、ハイドン、河内、モーツァルトの弦楽四重奏が演奏されました。関係者の皆様には改めて心より感謝申し上げます。さてこの後のコンサートのご案内を致します。

3月8日(金)19時開演(18:30開場)東京オペラシティ・リサイタル・ホール

日本の作曲家2019「楽譜制作作品演奏会」日本作曲家協議会主催の演奏会で楽譜出版を記念したコンサートです。先日、演奏された私の弦楽四重奏曲「風、河そして星々」が再演されます。私が2016年に作曲した自信作です。演奏は私が信頼するアンサンブル・ラインの皆さんです。ぜいひお聴き頂ければ幸せです。プログラムは以下の通り。

喜納政一郎:そよぐ風(Va:甲斐史子 Mrb:木次紀子)

大谷千正:ソプラノのための3つのアリア(Sop:吉田恭子 Pf:木下志寿子)

桐山紘一:歌曲「歎異抄」(Bar:鹿野章人 Pf:河合良一)

河内琢夫:《風、河そして星々》~弦楽四重奏のための(アンサンブル・ライン/Vn:手島志保 Vn:平岡陽子 Va:東義直 Vc:和田夢人)

小森俊明:ピアノ三重奏曲「希望の時代」(Vn:廣瀬麻名 Vc:永富さおり Pf:小森俊明)

菊池幸夫:歎月抄~チェロとピアノのための(Vc:松本卓似 Pf:井上郷子)

入場料:4,000円 お問い合わせ:日本作曲家協議会(03-6276-1177)

※私にご連絡頂ければ一割引きでチケットをご用意させて頂きます。以下へご連絡下さい。

河内:090-9232-4558(Cメールも可)

 

コンサートのお知らせ

2月も来週で終わり。月日のたつのは早いものです。

さてコンサートのお知らせを致します。3月は幸せなことに私の新作、旧作の演奏会が複数予定されております。まずは・・・

東京タワー文化フェスティバルIIIー世界の文化を東京で~世界×日本による芸術祭

2019年3月2日(土)11:00~19:30東京タワーホール(東京タワーフットタウン地下1F)

来年にオリンピックを控え、ますます熱い東京の真のランドマークと言えばなんといっても(いまだに)東京タワーでしょう。その東京タワーの心臓部、根っこである地下ホールで行われる一日だけのアート・フェスティバル。これは国際交流を目的としたもので世界の民族音楽(そこには日本の伝統音楽であるお筝も含まれます)と現代音楽とのコラボレーション、さらに音楽のみならず世界の民族舞踊(実演あり)、絵画の紹介や世界の文化についての専門家によるレクチャー、将来を期待される新進気鋭の音楽家のミニ・リサイタルなど盛りだくさんです。国際交流コンサートではウズベキスタン、ウクライナ、チリ、スイス、ルーマニアの民族音楽を演奏し、なお日本の作曲家にそれらの楽器と筝をコラボレーションした作品を委嘱、このフェスティバルで世界初演します。演奏家の方々は一部この日のために海外より招きます。

私はこの日のためにルーマニアの民族楽器であるパン・フルートと日本の13絃筝と打楽器のための新作を作曲しました。私はその出来栄えにほぼ満足しております。演奏は日本におけるパンフルートの第一人者、大束晋さん、新進気鋭の筝奏者、上田麻里名さんです。その他に私の作品で近日、出版が決定しているマリンバ連弾のための「4つのミニアチュアズ」も演奏されます。こちらは近年活躍の著しいマリンバ奏者、高橋治子さんと鈴木孝順さんが担当します。私の作品は午後の部、13時以降の開始となります。入場は無料です(一部有料席あり¥2,500)。

縁日感覚で楽しめるアート・フェスティバル。みなさん、東京タワーに遊びに来るついでにぜひお立ち寄り下さい。

そして続く3月3日(日)。

私の作品を数多く初演して頂いているアンサンブル・ラインの皆さんによる教会でのチャリティ・コンサートです。コンサートの収益金の全額がフィリピン・ミンダナオ島のストリート・チルドレン救済のために寄付されます。アンサンブル・ラインはヴァイオリンの手島志保さん、平岡陽子さん、ヴィオラの東義直さん、チェロの和田夢人さんによる弦楽四重奏団で古典から現代まで幅広いレパートリーを持ち、現在ハイドンの弦楽四重奏曲全曲演奏チクルスという偉業にも取り組んでいます。今回は「古典派の不協和音と現代」と題し、以下のプログラムが組まれました。

ハイドン:弦楽四重奏曲作品64-4

河内琢夫:《風、河そして星々》~弦楽四重奏のための

モーツァルト:弦楽四重奏「不協和音」

拙作「風、河そして星々」は2016年に写真家・星野道夫没後20年を記念、祈念して作曲したもので私がそれまで書いた全ての作品の中で最高の作品と、いまでも自負しています。いまはこの曲を新たな出発点、土台にして、さらなる創造の旅を始めています。ぜひお聴き頂きたいと思います。

2019年3月3日(日)午後2時開演(開場:午後1:30)

会場:カトリック赤堤教会御聖堂 世田谷区赤堤3-20

問い合わせ:080-9867-4567

入場料:500円(子供無料)繰り返しになりますが収益金は全額フィリピンの恵まれない子供たちに寄付されます。そういう意味でもぜひご来場下さい。

実はまだコンサートがあるのですが、長くなるので、また追ってお知らせ致します。

二月

節分を過ぎ、これから次第に日照時間が長くなります。昨日は気温が20度を越えた所もあったそうで東京も17度と春先のような一日でした。梅の花も咲き、その香りがほのかに漂って雅な気持ちになります。しかしまだ春はしばらくお預け。寒い日はこれからも続きそうです。

今年は新作初演、旧作の改訂初演、旧作の再演と春先まで既にいくつかコンサートがあります。日々、作曲とこの先の新作のネタ作り(?)で充実した毎日を送っています。

寒暖の差が激しいので皆様、お体に充分お気をつけ下さい。

 

早いもので・・・

2019年1月も後半となってしまいました。しばらくブログの更新を怠っておりました。去る1月8日東京オペラシティで行われた深新會第35回作品展にはとてもたくさんのお客様にいらして頂き、会員一同、感謝しております。いずれも充実した作品と演奏で大変密度の濃い演奏会となりました。私の作品、「2つのクラフト・ワーク~ヴァイオリンとピアノのための」はヴァイオリンの千葉純子さん、ピアノの小笠原貞宗さんの演奏により、大変満足のゆく初演となりました。自分でも新たな境地を開くことができた作品、と自負しています。私的には細部の作曲の修正をした後、近いうちに改訂初演を行いたいと思っています。

現在は3月2日に東京タワーで開催される国際的なアート・イヴェント、東京タワー・アート・フェスティヴァルIIIで初演するパンフルートと十三絃筝のための作品に取り掛かっています。3月~4月はとても幸せなことに私の作品の初演・再演のコンサートが続きます。演奏者の方々のご好意とご尽力に感謝しています。詳細はまたあらためてご案内致します。

 

 

2019年1月

2019年になりました。平成最後のお正月、今年は全国的に寒い年明けとなりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。前のブログでもお知らせしましたが、来たる1月8日(火)に東京オペラシティで私の新作が初演されるコンサートがあります。年末にリハーサルを一度行いましたが、とてもよい曲に仕上がっており、自分でも大好きな作品です。楽しいコンサートになりそうですので、ぜひ聴きにきて下さい。詳細はひとつ前のブログをご覧下さい。

今は既に新しい作品に取り掛かっています。3月2日(土)に東京タワーで行われる国際的なアート・イベント、東京タワー文化フェスティバルIIIのための新作、パン・フルートと筝のための二重奏曲を作曲中です。今年は私の新作、旧作の初演、再演が既にいくつか予定されており、近くになりましたら、またご案内させて頂きます。

今年が皆様にとってよい年になりますように。