コンサートのお知らせ

先日行われた2つのコンサートには多数のお客様にお出で頂きありがとうございました。東京タワー文化フェスティバルIIIは大盛況で、世界各国、様々な方たちと交流でき、大変有意義な時間を過ごすことができました。また翌日の教会でのチャリティ・コンサートでは多数のお客様がご来館され(主宰の東義直さんの暖かいお人柄の賜物です)、和気あいあいとした雰囲気の中、ハイドン、河内、モーツァルトの弦楽四重奏が演奏されました。関係者の皆様には改めて心より感謝申し上げます。さてこの後のコンサートのご案内を致します。

3月8日(金)19時開演(18:30開場)東京オペラシティ・リサイタル・ホール

日本の作曲家2019「楽譜制作作品演奏会」日本作曲家協議会主催の演奏会で楽譜出版を記念したコンサートです。先日、演奏された私の弦楽四重奏曲「風、河そして星々」が再演されます。私が2016年に作曲した自信作です。演奏は私が信頼するアンサンブル・ラインの皆さんです。ぜいひお聴き頂ければ幸せです。プログラムは以下の通り。

喜納政一郎:そよぐ風(Va:甲斐史子 Mrb:木次紀子)

大谷千正:ソプラノのための3つのアリア(Sop:吉田恭子 Pf:木下志寿子)

桐山紘一:歌曲「歎異抄」(Bar:鹿野章人 Pf:河合良一)

河内琢夫:《風、河そして星々》~弦楽四重奏のための(アンサンブル・ライン/Vn:手島志保 Vn:平岡陽子 Va:東義直 Vc:和田夢人)

小森俊明:ピアノ三重奏曲「希望の時代」(Vn:廣瀬麻名 Vc:永富さおり Pf:小森俊明)

菊池幸夫:歎月抄~チェロとピアノのための(Vc:松本卓似 Pf:井上郷子)

入場料:4,000円 お問い合わせ:日本作曲家協議会(03-6276-1177)

※私にご連絡頂ければ一割引きでチケットをご用意させて頂きます。以下へご連絡下さい。

河内:090-9232-4558(Cメールも可)

 

コンサートのお知らせ

2月も来週で終わり。月日のたつのは早いものです。

さてコンサートのお知らせを致します。3月は幸せなことに私の新作、旧作の演奏会が複数予定されております。まずは・・・

東京タワー文化フェスティバルIIIー世界の文化を東京で~世界×日本による芸術祭

2019年3月2日(土)11:00~19:30東京タワーホール(東京タワーフットタウン地下1F)

来年にオリンピックを控え、ますます熱い東京の真のランドマークと言えばなんといっても(いまだに)東京タワーでしょう。その東京タワーの心臓部、根っこである地下ホールで行われる一日だけのアート・フェスティバル。これは国際交流を目的としたもので世界の民族音楽(そこには日本の伝統音楽であるお筝も含まれます)と現代音楽とのコラボレーション、さらに音楽のみならず世界の民族舞踊(実演あり)、絵画の紹介や世界の文化についての専門家によるレクチャー、将来を期待される新進気鋭の音楽家のミニ・リサイタルなど盛りだくさんです。国際交流コンサートではウズベキスタン、ウクライナ、チリ、スイス、ルーマニアの民族音楽を演奏し、なお日本の作曲家にそれらの楽器と筝をコラボレーションした作品を委嘱、このフェスティバルで世界初演します。演奏家の方々は一部この日のために海外より招きます。

私はこの日のためにルーマニアの民族楽器であるパン・フルートと日本の13絃筝と打楽器のための新作を作曲しました。私はその出来栄えにほぼ満足しております。演奏は日本におけるパンフルートの第一人者、大束晋さん、新進気鋭の筝奏者、上田麻里名さんです。その他に私の作品で近日、出版が決定しているマリンバ連弾のための「4つのミニアチュアズ」も演奏されます。こちらは近年活躍の著しいマリンバ奏者、高橋治子さんと鈴木孝順さんが担当します。私の作品は午後の部、13時以降の開始となります。入場は無料です(一部有料席あり¥2,500)。

縁日感覚で楽しめるアート・フェスティバル。みなさん、東京タワーに遊びに来るついでにぜひお立ち寄り下さい。

そして続く3月3日(日)。

私の作品を数多く初演して頂いているアンサンブル・ラインの皆さんによる教会でのチャリティ・コンサートです。コンサートの収益金の全額がフィリピン・ミンダナオ島のストリート・チルドレン救済のために寄付されます。アンサンブル・ラインはヴァイオリンの手島志保さん、平岡陽子さん、ヴィオラの東義直さん、チェロの和田夢人さんによる弦楽四重奏団で古典から現代まで幅広いレパートリーを持ち、現在ハイドンの弦楽四重奏曲全曲演奏チクルスという偉業にも取り組んでいます。今回は「古典派の不協和音と現代」と題し、以下のプログラムが組まれました。

ハイドン:弦楽四重奏曲作品64-4

河内琢夫:《風、河そして星々》~弦楽四重奏のための

モーツァルト:弦楽四重奏「不協和音」

拙作「風、河そして星々」は2016年に写真家・星野道夫没後20年を記念、祈念して作曲したもので私がそれまで書いた全ての作品の中で最高の作品と、いまでも自負しています。いまはこの曲を新たな出発点、土台にして、さらなる創造の旅を始めています。ぜひお聴き頂きたいと思います。

2019年3月3日(日)午後2時開演(開場:午後1:30)

会場:カトリック赤堤教会御聖堂 世田谷区赤堤3-20

問い合わせ:080-9867-4567

入場料:500円(子供無料)繰り返しになりますが収益金は全額フィリピンの恵まれない子供たちに寄付されます。そういう意味でもぜひご来場下さい。

実はまだコンサートがあるのですが、長くなるので、また追ってお知らせ致します。

二月

節分を過ぎ、これから次第に日照時間が長くなります。昨日は気温が20度を越えた所もあったそうで東京も17度と春先のような一日でした。梅の花も咲き、その香りがほのかに漂って雅な気持ちになります。しかしまだ春はしばらくお預け。寒い日はこれからも続きそうです。

今年は新作初演、旧作の改訂初演、旧作の再演と春先まで既にいくつかコンサートがあります。日々、作曲とこの先の新作のネタ作り(?)で充実した毎日を送っています。

寒暖の差が激しいので皆様、お体に充分お気をつけ下さい。

 

早いもので・・・

2019年1月も後半となってしまいました。しばらくブログの更新を怠っておりました。去る1月8日東京オペラシティで行われた深新會第35回作品展にはとてもたくさんのお客様にいらして頂き、会員一同、感謝しております。いずれも充実した作品と演奏で大変密度の濃い演奏会となりました。私の作品、「2つのクラフト・ワーク~ヴァイオリンとピアノのための」はヴァイオリンの千葉純子さん、ピアノの小笠原貞宗さんの演奏により、大変満足のゆく初演となりました。自分でも新たな境地を開くことができた作品、と自負しています。私的には細部の作曲の修正をした後、近いうちに改訂初演を行いたいと思っています。

現在は3月2日に東京タワーで開催される国際的なアート・イヴェント、東京タワー・アート・フェスティヴァルIIIで初演するパンフルートと十三絃筝のための作品に取り掛かっています。3月~4月はとても幸せなことに私の作品の初演・再演のコンサートが続きます。演奏者の方々のご好意とご尽力に感謝しています。詳細はまたあらためてご案内致します。

 

 

2019年1月

2019年になりました。平成最後のお正月、今年は全国的に寒い年明けとなりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。前のブログでもお知らせしましたが、来たる1月8日(火)に東京オペラシティで私の新作が初演されるコンサートがあります。年末にリハーサルを一度行いましたが、とてもよい曲に仕上がっており、自分でも大好きな作品です。楽しいコンサートになりそうですので、ぜひ聴きにきて下さい。詳細はひとつ前のブログをご覧下さい。

今は既に新しい作品に取り掛かっています。3月2日(土)に東京タワーで行われる国際的なアート・イベント、東京タワー文化フェスティバルIIIのための新作、パン・フルートと筝のための二重奏曲を作曲中です。今年は私の新作、旧作の初演、再演が既にいくつか予定されており、近くになりましたら、またご案内させて頂きます。

今年が皆様にとってよい年になりますように。

 

コンサートのお知らせ

しばらくブログが滞っていました。月日がたつのは早いもので今年もあと半月ほど。

さて、年明け早々、私の新作が初演されるコンサートがあります。正月から現代音楽なんて聴きたくない、なんて言わないで、どうぞおでかけ下さい。楽しいですよ!最近、作品集のCDを出した私の大先輩、中川俊郎氏の新作自作自演もあります。私、自分の作品の出来にほぼ満足しております。ぜひ聴きに来て下さい。詳しくは以下。

2019年1月8日(火)19:00開演(18:30開場)東京オペラシティ・リサイタル・ホール

●河内琢夫:《2つのクラフト・ワークス》~ヴァイオリンとピアノのための(2018)

千葉純子(ヴァイオリン) 小笠原貞宗(ピアノ)

●太田彌生:《斎庭(ゆにわ)》~2本の龍笛の為に(2018)初演

安斎省吾(龍笛) 五井正道(龍笛)

●野澤啓子:《Les mains》~ヴァイオリンとヴィオラのために(2018)

手島志保(ヴァイオリン) 東義直(ヴィオラ)

●中川俊郎:《7つのエピソード》~不確定な楽器のための旋律の考察(2018)

岩崎龍太(クラリネット) 中川俊郎(ピアノ)

●松尾祐孝:《二重の螺旋》~二十五絃筝と低音二十五絃筝の為に(2018)

入場料:3,500円(全席自由)

東京オペラシティ・チケット・センター TEL:03-5353-9999

カンフェティ TEL:0120-240-540(Web予約:http://confetti-web.com/)

マネージメント:楽友社(お問い合わせTEL:03-3443-0909)

後援:日本現代音楽協会、一般社団法人・日本作曲家協議会

※私に個人的にご連絡頂ければ3割引でチケットをご用意させて頂きます。

こちらへご連絡下さい→sonatineofspring@gmail.com

よろしくお願いいたします!

 

 

 

 

 

 

11月

東京もこのところ急に寒くなり冬の足音が聴こえてきました。2018年もあとひと月と少し。月日の経つのは早いものです。

いま私は新作の作曲に没頭しています。年明け1月8日に東京オペラシティ・リサイタル・ホールで開催する深新會第35回作品展のための作品です。ヴァイオリンとピアノのための《2つのクラフト・ワークス》という曲で「オホーツクのヴィーナス」「ドラムを打ち鳴らすシャーマン」という標題のついたふたつの性格的小品から構成されています。ほんとは軽い小品を書くつもりだったのですが、書いているうちに段々力が入ってきて、もっと気楽な曲にしようと思ったんだけどな、と自分で自分に呆れています。でも少しずつ全体像が見えてきて、よい曲になりそうです。

先日NHK-BSでミュージカル映画「王様と私」のデジタル・リマスター版を放送していたので録画してゆっくり観ました。ユル・ブリンナーとデボラ・カー主演の名作です。リチャード・ロジャースの音楽が本当に夢のように美しくて、不覚にも泣いてしまいました(年のせいか?)。この映画はこれまで何度も観ていますが、私の感じ方が変わってきているのでしょう、本当に夢のなかの風景を見ているようなんです。この作品は西洋人の東洋人に対する蔑視的表現とか優越主義が見え隠れする、との批判がありますし、制作された年代を考えるとそれも否定できません。しかしたぶん行き詰まった西洋型文明が東洋に癒しを求め、実はどこにも(もはや東洋にすら)存在しない楽園を東洋(この場合はシャム、現在のタイですね)に投影したのではないでしょうか。その切実さに胸が締め付けられます。

美しさと悲しさは同じものだ、と聞いたことがあります。本当に美しくて悲しい作品です。

コンサートのお知らせ

10月も今日で終わり。

以下のように私の作品が演奏されるコンサートがあります。お近くにお住まいの方はぜひお出かけ下さい。新潟県で私の作品が演奏されるのは、たぶんこれが初めてです。新潟県在住の音楽家のみなさん、聴衆のみなさんとお会いし、お話しできるのを楽しみにしています。私の作品を演奏するのは気鋭のマリンバ、パーカッショニストの本間美恵子さんと倉澤桃子さんのお二人です。

11月9日(金)18:30開演(18:00開場) 新潟市芸術文化会館(新潟市中央区一番堀通3-2)スタジオA

新潟県内外の作曲家たちが贈る新しい音楽の風/越の風Vol.7

プログラム:

河内琢夫:4つのミニアチュアズ~マリンバ連弾のための(初演)

小西奈雅子:流れて・・・十七絃のための(初演)

富岡淳子:ピアノ連弾のための「四季のスケッチ」より(初演)

木下大輔:瓦解の宴~フルート、クラリネット、ファゴットのための(初演)

富山珠実:エチュード~ピアノのための(初演)

遠藤雅夫:「8枚のキルト」~ピアノのために(初演)

ほか全10作品

一般:3,000円、シニア(70歳以上):2,500円、大学生:2,500円、中高生:2,000円

小学生以下:無料

共催:日本作曲家協議会、後援:TeNYテレビ新潟、UX新潟テレビ21、エフエムラジオ新潟ほか

お問い合わせ:025-260-2603(越の風実行委員会)

 

約束の地?

先日、年上のある知人が旅先からハガキを書いてよこした。読んでみると、一言「人はみな、さすらい人。約束の地を求めて・・・」とある。旅の途中だから、ついセンチメンタルになってしまったのだろうけど、いい年をしてずいぶんと気取った、高校生みたいな事、書くなよ、と笑ってしまった。本人はジョークを言えるような人ではないので、案外、本気でそう思っているのかもしれない。私はユダヤ教徒ではないし(彼もユダヤ教徒ではないと思うよ)、正直私にはわかりません。今日、さすらい人の気持ちを本当に身に染みてわかる人は、例えば故郷を戦乱で追われ難民となっている人たちだろう。今日の日本で安穏と暮らしている人々にさすらい人を名乗る資格はない。気取るのもだめだよ。

いや、そうじゃなくて精神的なことを言っているのだよ、とその知人は言うかもしれない。もちろん最初からそのつもりだろう。いや、だからこそ、半端な文学青年みたいなこと言うなよ、と思う。実は告白するが私も昔、まだ若くて未熟でコンプレックスの塊で、そのくせ、どこか思い上がったヒヨッコだった頃、「約束の地」云々を口にしたことがある(恥ずかしい思い出である)。その時、ある人から「約束の地」とはどこかにあるのではなく、自分で作り出すもの、と諭された。どこかにないかな、と外をキョロキョロ探しているうちはたぶん、見つからない。自ら作り出そうと覚悟を決めた時、それは見つかる・・・というより、まさにそれは創造される。

「約束の地」という表現にこだわって言うと、私は既に「そこ」に到達している。いわゆる「自分探し」の旅はかなり昔に終わり、旅は次の新しい次元に移行している。いまは帰るべき自分の(想念上の)大地にしっかりと足をつけ、そこに種をまき、作物を育てている。

かつて私を諭してくれた人は正しかった。感謝。

 

 

十月

昨日、新潟に行って来ました。来月、11月9日に新潟在住の作曲家、演奏家の皆さんが集って行われるコンサート「越の風」Vol.7に私も招かれ、新作を発表することになりました。それで昨日はそのリハーサル立ち会いで新潟の内野という場所まで行きました。この「越の会」は新潟在住の作曲家、小西奈雅子先生が主宰されているもので今回が7回目になるそうです。私のほか、日本作曲家協議会に所属する数人の作曲家(何人かはよく存じ上げている方たちです)と新潟在住の新進気鋭の作曲家のみなさんの作品を新潟を中心に活動する優れた演奏家の方たちが演奏するコンサートです。

私の作品はマリンバ連弾といくつかの打楽器のための作品です。性格的小品を集めた組曲のような構成の作品で、全曲通して演奏するのは今回が初めてとなります。演奏はマリンバ奏者、パーカッショニストの本間美恵子さんと倉澤桃子さんです。二人ともとても優れた音楽家で、熱心に練習してきてくれました。打楽器はピアノやヴァイオリンなどとは違って場合によっては奏者が自分で楽器に手を加えたり、事と次第によっては自ら楽器を作らなくてはならない場合があります。お二人は私のイメージに沿えるよう、いろいろ工夫して下さり、ただひたすら感謝、感謝です。

コンサートは11月9日(金)18:30開演/会場は新潟市芸術文化会館スタジオA

一般:3,000円/シニア・大学生2,500円/中高生2,000円/小学生以下無料

また近くなったら詳しい情報をお知らせします。

お近くにお住まいの方はぜひお出かけ下さい。